ゴキブリと他昆虫について
ゴキブリは約三億年前から生息し生きた化石といわれ、全世界で約4000種類いると言われています。
世界では益虫のゴキブリが分布していますが、 日本に生息しているゴキブリは全種類害虫です。
関東での生活環境でよく見かけるのは 屋内種・屋外種の「チャバネゴキブリ」「クロゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」「ワモンゴキブリ」の四種類で内、上記各種目の「モリチャバネゴキブリ」や「コワワモンゴキブリ」があげられ両種生息場所は異なりますが日本国内に生息しています。
ゴキブリは病原菌の媒介者で赤痢・チフス・サルモネラ菌・ 大腸菌他恐ろしい病原体をもちゴキブリは媒介します。
屋外種で生活環境に入って来る昆虫類はアリ類・ムカデ類・ゲジ類・クモ類がいます。
湿った暗い個所を好み夏場に生活環境に入り込みます。外来種のアツゼンチンアリ、セアカゴケグモとムカデ、ヒメアリは人間を噛んだり刺します。
セアカゴケグモは体長10mm位の小昆虫で25年位前に大阪湾近郊の公園で発見された外来種、段々と北上し長野県では運んできたコンテレナ内から発見され横浜港でも発見されています。雌が神経毒をもち刺します。
アルゼンチンアリも近年日本に入ってきた外来種で非常に攻撃性が高く、在来種アリより俊敏でコロニーが大きく団体で動き人家に入り込み人を噛んだり家内を荒らします。また 在来種のアリ巣を襲い深刻な生態系被害が発生しています。
これらの小昆虫類は夜行性で湿った暗い個所を好み生息しています。人間生活では日中は日差しあり夜は電燈が灯しますので人間とは真逆な生活をおくっています。
また固い甲羅で覆われた甲虫なので薬が浸透し難く駆除に手間がかかる難点があります。
駆除や方法はゴキブリの種類で屋外種、屋内種、生態で異なりまた他種も同様に何種がいるかの調査が必要です。
ゴキブリの繁殖力や種類と細菌
地球が氷河期や活火山期を生き延びてきたゴキブリは雑食性で物凄い繁殖力でも知られて病原菌を媒介する昆虫です。
世界でみるとゴキブリ全種のうち約1%が生活環境に侵入する害虫として扱われ日本のゴキブリは全種が害虫に属し多く は屋外に生息する種類です。(財団法人ビル管理教育センター資料参考)
関東では人家や施設に侵入する種はワモンゴキブリ・クロゴキブリ・ヤマトゴキブリ・チャバネゴキブリで内チャバネゴ キブリは屋内種に属し3種は屋外種に属しますが屋内も住着きます。
食中毒の原因になるサルモネラ菌や大腸感染症の原因になる赤痢菌、人間の胃粘膜に住着くピロリ菌を持ち細菌を体内に 蓄積し糞や足・体毛で病原菌を拡散します。